渡邉 公1年 渡邉 公一

宅建合格までの軌跡とステップアップ

宅地建物取引士資格試験に合格したことで、自身の将来へと繋がる大きな一歩を踏み出すことができとても嬉しく思っています。合格証書が手元に届いたときの喜びは他に例えようのない感動がありました。

さて、宅建の勉強ですが、試験では4個の選択肢の中に確実に答えがあります。仮にこの中の1つがわからなかったとしても他の3つを理解していれば答えが導き出せます。そう考えると全てを理解できていなかったとしても正解はできます。そして50問中30問を確実に押さえることができれば残りの20問は全くわからなくてもマークさえすれば5問は正解を期待できると思うので(実際には消去法で選択肢は少なくなるので確率で言えばもっと正解できる)宅建合格の目安ともいえる35点を得点することができると思います。このように資格試験の本質を見極めることで、模試などでわかる自身の実力からどのくらい学習しないといけないか、どの分野をもっと学習しないといけないかを深く考えることができます。

私はこうしたことを念頭に置き目標設定をした上で学習を進めるのと、闇雲に学習を進めるのでは学習の質や効率が変わると考えました。宅建は情報量が多いので、学習に質や効率を考えるのであれば目標設定は必須だと思います。

また学習には人それぞれに適正のあるやり方があると思いますが、参考までに私の勉強法を記したいと思います。

不動産学部では全員が履修している不動産取引演習は一度内容を理解するという意味もあり、真剣に取り組みました。その講義があったその日の内に、当日の内容の過去問は理解のできない問題が無いようにします。一度理解した内容を思い出すのは容易なのですぐに思い出せます。過去問を使う学習では、私は紙が好きではないので、スマホで過去問を出題してくれるアプリを使い学習しました。常に携帯しているので紙とは違い手軽です。特に繰り返し解き問題慣れが必要だと考えた分野に関しては、様々な日常のスキマ時間で学習を繰り返しました。また試験直前には模試の結果から苦手分野を分析し要所を押さえ、学習を進めました。

最後となりますが、今後は宅建だけに留まらず、これを次のステップアップに繋げることを考え大学生活を送ろうと思います。この場を借り、中村先生を始め丁寧にわかりやすく宅建について教えてくださった先生方、応援してくれた家族や友人には心より感謝いたします。ありがとうございました。