奥田 美希2年 奥田 美希

勉強が苦手な私が宅建試験に合格するまで

皆さんは勉強が得意ですか?私はとても苦手です。宅建試験の約二か月前、私は学内試験の平均点にも達していませんでした。そんな私が、宅建に合格するために実行し、大切だと思ったことを、紹介します。

一つ目は、環境を変えることです。私は月曜日から土曜日まで大学に行き、勉強していました。友達を誘って、一緒にやることでモチベーションを保っていました。さらに、大学だと、先生がいてくださるため、質問などがしやすく効率も上がりました。友達や先生と話すととてもやる気が出ます。

二つ目は、ノルマを決めることです。私は、一日のノルマを決めて、ノルマが達成できたら帰宅するようにしていました。一日のノルマを小さなゴールにすると、達成感があり、長く続けることができました。そのノルマをもとに、模擬試験や本試験の計画を立てていました。

三つ目は、完璧を求めないことです。私は最初、焦りで高い点数を目標としていました。とにかく頭から知識が出てしまわないようにずっと宅建のことを考えていました。けれど、そんなことをしていたら、自分が何のために頑張っているのかわからなくなってしまいました。自分が疲れてしまっては、何もできません。少し自分に余裕を持とうと、それからは、日曜日は勉強を全くしない日に決めたり、目標やノルマができなくてもあまり自分を責めないようにしました。そうしたことで、自分に余裕ができ、継続して勉強を行うことができました。

私の勉強法は、教科書を読んで、問題集を解く。それを、2~3回繰り返して、わからないことがあったら先生に聞くというとてもシンプルなやり方です。勉強の質や方法は、大切だと思います。ですが、合格するための勉強をするのに一番大切なことは、どうやって自分のモチベーションを保ち続けて継続して勉強をしていくかということだと思います。私は、何度も諦めそうになりました。ですが、その度に友達や先生、家族が励ましてくれて、合格することができました。ですので、皆さんも決して諦めないでください。諦めないことが、合格への近道だと思います。

受験される方々が合格できるよう、心から願っております。