不動産学部3年の専門科目である「不動産会計財務論」(担当:山本卓教授)では、不動産と企業経営のあり方について様々な視点から講義を行っています。第15回講義(1/23)では、ゲスト講師として(株)property technologies代表取締役社長濱中雄大氏をお迎えしました。
同社は、中古マンションの買取再販事業を中心に、ITを活用した独自性の強い事業展開を行っている急成長の企業で、昨年12月に東京証券取引所グロース市場に上場しました。今回のイベントは、同社に就職した不動産学部卒業生が、入社3年目にして、早くも支店長候補になるなど大活躍をしており、濱中社長の目に留まったことがきっかけです。濱中社長は、不動産学部の人材育成方針を高く評価してくださり、学生達に何か参考になる話をしたいというお申し出がありました。
授業では、ご自身の起業から上場までの経緯を振り返り、企業と銀行との関係、企業が上場に向けてどのような準備を行っているのか等、普段なかなか聞けないような貴重なお話をしてくださいました。聴講した学生のなかには、将来不動産業で起業を目指している者も多く、大いに刺激を受けたようでした。不動産学部では、これからも企業と連携し、社会の最前線の知見を学生に伝えていきます。

授業の様子を紹介します。