不動産学部3年生の専門科目である「不動産キャリアデザイン」(担当:山本卓教授・小松広明准教授・劉一辰専任講師)では、広く不動産に関わる各界のビジネスパーソンをゲスト講師として招き、不動産に関する専門教育やキャリア教育を社会の動きと連動してリアルに行っています。

第13回講義(12/16)のゲスト講師として、筑波大名誉教授の小場瀬令二氏をお迎えしました。小場瀬先生は、筑波大を退官後、練馬区のみどりのまちづくりセンターの責任者として、同区の都市計画を指導されてきました。授業では、その貴重なご経験に基づき「練馬での景観と散歩道―日本型景観づくり―」というテーマで、住民のまちづくりへの参加の重要性を説いて頂きました。また、キャリアデザインという観点から、地域に根差した活動をすることが、第二の人生を、より実りあるものにするという、大局的視点からの有意義なお話も頂戴しました。