内定先:アエラスグループ

私は3年の夏休みからインターンシップに参加し、就職活動を始めました。就職活動を始める前は、不動産学部で学んできたから、不動産業界に行くのだろうと考えていました。しかし、インターンシップに参加する企業を選んでいく中で、不動産以外の業界についても知りたいと思い、不動産以外の業界のインターンシップにも参加していました。2月までインターンシップに参加していたものの、一番興味のある企業を見つけることができないまま、会社説明会、企業選考が本格的に始まる時期である3月を迎えてしまいました。

 企業選考を受け始めた当初は、自分が第一志望だと感じる企業が全くなく、企業選考を受けていればどこかで内定を獲得できるだろうという考えで臨んでいました。そのため、不動産学部で学んできたから、とりあえず不動産業界の会社のエントリーをしよう、という単純な考えだけで企業にエントリーし続けていました。無計画なまま、多数の企業の説明会や選考にエントリーした結果、中途半端な準備しただけのまま面接に臨み、最終面接まで残る前に落ちることが多くありました。このような結果を繰り返してしまった原因として、自分がその企業で働いている姿をイメージすること、本当に行きたい企業なのか、なぜ、その企業に入社したいと思うのか、など選考を受ける前に考えるべきことをしっかり行わずに選考を受けていたからだと考えました。この失敗から、「内定を獲得することがゴール」と考えるのではなく、自分の長所を活かし、本気で働きたいと感じる企業を見つけることを意識し、なぜ、入社したいのか、明確な志望動機を伝えるために、「内定を獲得した後の自分」について、しっかり考えたうえで選考に臨むように考えを改めました。

 また、私は面接が一番苦手であったため就活コーチとの面接トレーニングに積極的に参加していました。何度も面接練習に取り組んでいたものの、なかなか面接に慣れることができず、結果に結びつけられずにいました。その理由は、自分自身がやらされているという受動的な考え方で練習に取り組み、面接における自分の課題を克服するためにできることを考えて、解決しようという意識が欠けていたからだと思います。この姿勢で面接本番に臨んでいたため、同じ失敗を繰り返し、同じ学部の学生がどんどん内定を獲得していく中、自分だけ内定を獲得できずに精神的に追い詰められていく就職活動の日々を過ごす結果になったと感じています。

 4年生の7月時点で30社以上の企業選考を受けて、1社も内定を獲得できていなかった私は、どうしても苦手だと感じる面接を通過するために自分なりの工夫をしようと考えました。実際に行った工夫として、以下の点が挙げられます。

 ・履歴書の自己PR、学生時代に頑張ったことに記入した長所と一貫性があることが伝えられるように聞かれた質問に答えていくこと。これによって、面接官に対して自分自身のことがより鮮明に理解してもらいやすくなる。

 ・初めて聞かれる質問を回答する際、うまく言い切れずに話が長くなり、簡潔に回答できなくなることを防ぐために、最初に結論を一言述べ、理由を二言述べて言い切れるように心掛け、簡潔かつ、明確に伝わるように意識したこと。

 ・面接を終えた後、帰宅途中で電車に乗っている間に、その日の面接のフィードバックを欠かさず行ったこと。聞かれた質問をはじめ、曖昧な回答をしたと感じた場面、その面接で実践しようとしていたことができていたかどうか、など記憶が鮮明な内に記録することで、今後の面接における対策が立てやすい。

 ・面接の練習に早く慣れるためにも、ただやっているだけで終わらせないことを意識したこと。面接の練習を通して就活コーチや練習に付き合ってもらう人に見てもらいたいこと、意識すべきことをその都度、決めたうえで面接練習に取り組みながら面接本番までの準備を進めた。

最後に、就職活動を経験した自分の考え方として、面接の練習は早めに取り組むことをおすすめします。企業選考が本格的に始まる前に、早くから訓練を積み重ねることで聞かれた質問の意図の汲み取り方や面接における立ち回り方を把握することができ、選考に通過しやすくなります。

「面接は、最初できなくても志望度の低い企業で練習していけば慣れていく。」ということを聞くこともあると思いますが、それは普段、初めて会う人や人前で話すことに慣れている人の場合であり、私みたいに面接や人前で話す際に緊張しやすい人は例外だと考えた方がいいと思います。従って、面接を受ける前に就活コーチとのWeb面接トレーニングなどを積極的に活用し、失敗を重ねながら克服することで早めに面接の場に慣れていくべきだと思います。  就職活動では不安や辛く感じることが多くあると思いますが、最後まで諦めずに挑戦し続けて内定を獲得してほしいと思っています。