内定先:タカラレーベングループ

私が内定を頂いた企業は、MIRARTHホールディングスの「不動産事業」を担うタカラレーベングループである。MIRARTHホールディングスと聞いても「???」と思う方は多いと思う。MIRARTHホールディングスは2022年10月1日にタカラレーベングループが持株会社に移行し、タカラレーベンはMIRARTHホールディングスへ商号をあらため、新たにスタートした。この新しいMIRARTHの由来ではMirai(未来)とEarth(地球)を組み合わせた社名「HD名」である。ここまで読んでくれた人は疑問に思うだろう。どうして不動産会社が土地や建物だけではなく、未来と地球??、と。MIRARTHの一番の特徴では不動産事業の他にエネルギー事業、アセットマネジメント事業などを事業展開している。

ここからは私がMIRARTHホールディングス「タカラレーベングループ」を選んだ決め手や「就職活動の軸・選考対策」などについて簡単に説明する。私が「タカラレーベングループ」を選んだ決め手としては、1番重視に仕事環境、2番重視に企業理念、3番重視に会社の知名度に着目してた。

まず、1番重視した仕事環境について述べる。タカラレーベングループの一番の特徴としては、少数精鋭である。グループ全体(HD)含めて1200人ほどしかいない。他の有名な不動産企業「東急、野村、住友、三菱、三井」等の全体従業員と比べると1/2〜1/10程度の人数である。この少ない人数の中で昨年2021年度の全国分譲マンション部門では「東急、三菱、住友、森、長谷工、飯田」等の有名企業を抑えて5位を獲得している。この少数精鋭で実績を残しているタカラレーベングループに大きな魅力を感じ、私もこの少数精鋭の中で働きたいと考えて志望した。少数精鋭の会社では大人数の会社より自身の力量やスキルなどが多く求められ、成長性も高いといえる。

2番目に企業理念を重視した理由は、自分自身の考え方と会社の理念・方針の考え方が

一致しないと仕事は長く続かないと考えたからである。私がタカラレーベングループを選んだきっかけの企業理念「幸せを考える。幸せをつくる。」というキャッチフレーズが自身の考え方と似ていた為、“ここの会社で働きたい“と考えた。

3番目に私が会社の知名度を重視した理由では、会社の知名度は営業に欠かせない大切な1つの要素だと考えるからである。なぜ会社の知名度が営業に欠かせない1つの要素になるのか、これは単純である。簡単な例を挙げる。「これを読んでいる貴方は自己所有の不動産を売却したいと考えている。貴方の元には2つの不動産会社が来ており、1つ目の会社は誰もが知る大企業、もう1つ は誰も知らない企業である。」ここでは貴方は思うだろう。不動産を売却するなら安心安全な実績ある大企業がいいと。不動産は一生に一度の買い物と言われる事が多く、大変高額な資産である。この高額な資産を確実に安全に売却したいのなら大手企業を選ぶ人は9割以上いるだろう。不動産営業を行う際に会社名(知名度)は大事な1要素になり得る為、会社の認知性は重要である。私が内定を頂いたタカラレーベングループでは、知名度・認知性向上を図るためにPROMOTION活動の一環としてテレビCMやラジオCM、新聞広告、スポンサーなど様々な部分を取り組んでいる。

ここからは「就職活動の軸・選考対策」について簡潔にお伝えします。まずは就職活動軸についてである。就職活動の軸の狭め方・決め方ポイントとして、どんな仕事がしたいか、何になりたいか、何で貢献したいか。という軸を定めて欲しい。その後に、「大手企業に行きたいかどうか」「成長できる環境のある会社に行きたいかどうか」「福利厚生・給料がいい会社に行きたいかどうか」などを決めて欲しい。

ここまで絞れたら自分自身のやりたい事が見えてくると思う。私の就職活動時の軸では、「大手企業に就職」「成長性のある会社に就職」という2つの軸をもって就職活動に取り組んだ。

この軸を曲げない為に就職活動では、大手不動産企業しか受けなかった。私の場合はやりたいことも決まっていたため、就職活動は早期の5月に終了し、現在の私の内定先であるタカラレーベングループに内定承諾をした。

次に「選考対策」についてです。この文章を読んでくださっている学生の方々の多くは

「大企業に行きたい!!」という気持ちがあると思う。大企業に行く為には選考過程にある「SPI対策やエントリーシート提出」の壁をしっかり対策して乗り越えて欲しい。SPI試験の場合は自社問題や会社によっては玉手箱など難しい問題があるので注意が必要である。

そして、この2つの大きな壁を越えたらいよいよ面接である。私が受けてきた大企業の場合の選考フローでは1次面接⇨2次面接⇨三次面接or最終面接のフローパターンが多く、面接も3回程の企業が多い。面接の中でいかに自分を売り込み、「欲しい人材だ!」と思わせることが大切である。私の場合は他の学生が経験してこなかった経験や実績についてアピールした。アピールした例として、宅地建物取引士の取得の話、ファイナンシャルプランナー取得の話、大分県玖珠町と空き家・空き店舗に関わる地域まちづくりプロジェクトへの参加の話、不動産の不思議 学生たちの視点と発見 という新聞連載活動への参加など、

様々な経験の話をしたところ、様々な企業の方や人事の方に興味を持ってもらえた。 就職活動は非常に大変であり、自分の人生を大きく左右する選択となる。悔いのないように全力で取り組んだら明るい未来が待っている。内定が出ないからといって、諦めるのではなく“継続”して続けることは大切なことだ。長くなりましたがここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。