1年 小林拓登
平成30年度宅建試験に合格した小林拓登です。私は元々住宅関係の仕事に興味があり、国内で唯一の不動産学部のある明海大学へ入学する前に、オープンキャンパスに訪れて宅建士という資格があることを知りました。これまで私はあまり勉強してこなかったので、合格率15%と聞いたときは、とても自分にできるかどうか不安になりました。しかし、話を聞いていると、先生方がいつでも手厚く対応してくれて合格することができたという声があり、この大学であれば自分が興味のある住宅のことをより深く知れて、将来に役立てる資格も取れるかもしれないと思い明海大学に入学しました。
入学式の前に合格者の話を聞く機会があり、その時に先輩方は「宅建のための夏合宿があり、それでとても力がついた。」とおっしゃっていて、まずはその夏合宿に参加することが目標になりました。4月から本格的に宅建の勉強が始まりましたが、最初は全てが初めてのことで、オープンカレッジで土曜日にその週行ったまとめのテストを行うのですが、散々の結果が多かったです。それでも何とかついていくため、スチューデントルーム(自習室)で30分でも勉強することや自分が苦手だと思った所をノートにまとめる癖などをつけました。その結果7月の夏合宿の選抜試験に選ばれることができました。
夏休みに入ってすぐに模擬試験が行われ、夏合宿で強くすべきところや、夏休みの目標をたてることができました。夏合宿では朝から夜まで宅建の勉強でかなりきつかったですが、そこで宅建に合格したいという同じ目標を持った友達もでき、より充実したものになりました。合宿が終わった後も勉強をしていましたが途中でさぼってしまい9月の模擬試験では、最初は20点台で焦りましたが、最後には目標点数の35点を超えることができました。宅建試験当日は朝から大学で自習室を開いてくださり、少し早く来て落ち着くことができました。
試験が終わり自己採点をした結果、予想合格最低点を超えていましたが、そこから合格発表日までは何をするにも安心できませんでした。だからこそ「合格」という文字が携帯の画面に出てきたときは嬉しいというより安心したほうが大きかったです。
明海大学不動産学部に入学し、宅建という免れることのできない壁に挑戦することを達成する中で「お前には無理だ」「やめておけ」と言われることがあるかもしれません。その時に大切なのは「俺なら絶対できる。」と貫くことです。これを読んでいるあなたも、もし少しでも折れそうになったら言い聞かせてみてください。きっと救われるはずです。最後にこの合格体験記を読んでいる人が、一人でも多く合格することを心からお祈りしています。