山野井 千晴1年 山野井 千晴

志を強く持て!

私がこの半年で体験したことを簡単にここに書き留めたいと思います。宅建の勉強を始めたのは3月ごろです。宅建士スタートブックという本を読むところから始まりました。4月は大学になれること、授業を聞くこと、5月から分野別過去問を解き始め、オープンに参加し、土曜日の模試で8割以上を取れるように心掛けました。学内テスト前にテスト範囲の分野別過去問を覚えるつもりで2周くらいやりました。夏休みに入る前にコンスタントにテストで8割以上取れていたので、早く本試験が受けたいなとも思っていました。夏季セミナーを3日間受けたのち、夏休みに突入しました。夏休み中は予想問題集の見直しを中心に一日平均1時間程度勉強していました。後期はオープン土曜模試でTACの直前答練というのを5回受けます。第一回目の点数が50点中34点。衝撃でした。30点台後半は余裕で得点できると思っていたからです。この時夏休みにだらけてしまったことを大変後悔し、悔しいと思いました。そこで勉強法を変えようと思いましたが、焦りだけで自分ではどうして良いか分からず、分野別過去問をやみくもに解いていました。この時頭によぎったのは宅建はまた来年でいいやという考えです。この悪い状況を変えてくれたのが父の「単年度版の過去問を騙されたと思ってやってごらん」という言葉と喝でした。それから9月中旬から下旬にかけての2週間、人生最大の集中力で単年度版の過去問を解きまくり自信をつけました。前期の期間中で基礎を固めてあったので、本番の順序と同じ単年度版の過去問はとても効果がありました。最後の一週間は緊張と試験を受けて宅建を終わりにしたいという気持ちが半分半分でした。試験当日は緊張しましたが、私が解けない問題はみんな解けない、絶対勝ち取るぞ、と自分に言い聞かせ、自信を持って臨みました。無事合格できて嬉しく思います。この試験で1番大切だと思ったことは、初心を忘れず、絶対に受かるという気持ちを強く持つことです。これができればどんな過程を辿っていようと合格に辿り着けると思います。

最後に、 私が合格できたのは自分一人の力ではありません。熱心に指導してくださる中村先生をはじめ、両親、仲間、応援してくれた友人、先生たちのおかげです。心が折れそうになったとき、自分のために頑張れなくなった時でもその人たちの言葉や存在を思い出し、エネルギーをもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

宅建は絶対受かるという強い気持ちとそれを行動に移せば受かる試験です。この特色ある不動産学部で合格を掴み取りましょう!掴み取るのは合格証書だけではありません。自分の世界が広がります、自信がつきます!これから試験を受ける皆さんが合格できるよう祈っています。