鈴木優太1年 鈴木優太

私は高校二年生の時に不動産業を営む親戚の影響で宅地建物取引士に憧れ、すぐ両親に分厚いテキストを買ってもらい自分が理解できる範囲でテキストを読み込む日々を過ごしていました。

それから進路を決める時期になり、進路に迷っているときにテキストの著者が明海大学不動産学部教授の中村喜久夫先生だと知りました。その時に自分は「中村先生の下で学びたい」と思い明海大学に進学を決めました。ここまでが私が明海大学に入学するまでの経緯です。

無事入学した私は毎日宅建の勉強が楽しくてとにかく頑張りました。具体的に入学から試験当日まで取り組んだことは以下の三点です。

まず一つ目は何が何でも一日一回は教科書を目に通すことです。私は学校に行くときはもちろん、家族と遠出する時や友達と駅で待ち合わせをしている空き時間も教科書を読んでいました。これは私が勉強を一日でもしないと焦ってしまう性格なのもありますが結果的に毎日勉強する習慣が付き、自然と自主的に勉強に取り組む姿勢が身に付きました。また毎日教科書を見ていることで自然と予習と復習ができてくるので効率が良いかなと自分では感じております。

二つ目は同じ志を持つ仲間を持つことです。私が宅建に合格できたのは素晴らしい仲間と出会えたことも大きく関係しています。大学に入学して宅建の勉強を始めて数か月もすると自然と個人で勉強する人と複数人で勉強する人に分かれてくると思います。もちろん一人で黙々と自分のペースで勉強を進めていくのもとても良いことだと私は思います。ですが私は同じ志を持った者同士での勉強をお勧めさせていただきます。まず複数人での勉強のメリットは「助け合い」です。わからない問題があれば自分一人で悩むよりも二人、三人で解決したほうが早いでしょう。また「支えあい」もとても大切で、結果が出ず伸び悩んでいるときに励ましの言葉を貰った時は大変嬉しかったことは今でも鮮明に覚えています。このように私は同志と戦ったことで合格できたのではと考えています。

三つ目は規則正しい生活です。意外にもこの規則正しい生活本番当日まで続けられるかが大切だと私は感じました。私は試験までの半年間、徹夜をしてまでの勉強は直前期になってもしませんでした。なぜなら日中窓から入る日を浴びながら受ける授業のほうが断然頭に入るからです。夜中一人でもがきながら勉強に苦戦するくらいなら日中サクっと先生に質問して解決したほうが効率的ですからね!

最後に今年宅建を受験する皆さん、最後まで諦めず取り組むことができれば必ず受かることができると思います。頑張ってください!