入沢公也1年 入沢公也

「レモンを与えられたなら、レモネードをつくれ。」これは、外国のことわざで、私の好きな言葉です。大学生活ではこれがとても大事だと思っています。

宅建は取ったほうがいいです。これを読んでいる人はある程度まじめな人だと思うので、チャンスがあります。私がどうやって明海に入ったかとか、どんな気持ちで勉強したかとか、そんなのどうでもいいと思うので受かるポイントを話します。

まず、最初のポイントは友達作りです。はっきり言ってここが一番重要で、ここを間違えると受かりません。独学で勉強しているわけじゃないので友達、つまり仲間はモチベーションに大きく影響します。といっても追い込みでもないのに毎日勉強するような、ガリ勉はあまりいないと思うので、程よくマジメなグループに入りましょう。入学初日から受かる気マンマンの人は大抵途中でエネルギー切れを起こすので、彼らを信用しないように(3人くらい見た)。もし自分がいるグループのやる気がないなら、あなたが周りを感化させましょう。あなたの熱意にこたえてくれるかもしれません。

勉強はゆっくりでいいので少しずつ始めましょう。後半になってから始めると、「どうせ今からやっても受からない」という言い訳ができてしまうからです。

勉強の方法は先生に聞いたほうがいいでしょう。問題は場所です。私と同じく家で勉強できない人は多いと思います。そんな人は学校に残りましょう。私は月曜と水曜は5時半から部活だったので強制的に残らなくてはいけない状況を作れました。本番前は休みをもらえたので、部活動は宅建とるうえで、デメリットどころかメリットになっていました。

わからない問題がある人は積極的に先生に聞きに行きましょう。宅建の先生だけではなく、不動産学部には法律や建築の分野に詳しい先生がいるので、その先生方にも聞きに行きましょう。その際、先生に名前を覚えてもらうとGOODです。それもモチベーションにつながるからです。味方は多いほうがいいです。

オープンカレッジはもちろん、スチューデントルームや夏季合宿など、大学にあるものは積極的に使いましょう。先生も大学にあるものと考えていいと思います。「あるものは使う」の精神です。やらずに後悔するよりもやって後悔したほうがいいのです。

ここまでのことをまとめて、全部自分から、積極的に行動するのがポイントです。これは合格のポイントだけでなく、これからの大学生活にも言えることです。リンゴを与えられた人はリンゴをおいしく食べます。バナナやメロンもそうです。でもレモンをもらった人はどうしますか?酸っぱいからと捨てたり、文句を言ったり、交換してくれとせがむ人が多いと思います。でもレモンはレモネードにすることでおいしく食べられます(レモンパイでもいいですね)。工夫次第でどうにもなるのです。大学がつまらないなら自分から面白くなるように行動すればいいのです。待っているだけじゃなにも始まりません。これを読んでいる人はレモネードを忘れずにこれからの大学生活を楽しみましょう。あなたの努力が報われるように祈っています。