不動産学部 1 年 渡邉 見咲

私がこの学校に入学を決めたのは大好きなディズニーランドが近くにあるからと言う単純な思いからでした。この頃はこんな私が宅建に合格できるなんて思いもしませんでした。 しかし、入学前の春の宅建講座で先生や先輩方のお話を聞き、1 年生で宅建を取るとどれだ けのメリットがあるのかを教わり、必ず 1 年で宅建に合格しようと心に決めました。

宅建の授業と講座には 1 度も休まずに通い続け、空き時間や講座のあとも自習室を利用 して遅くまで勉強しました。また私は横浜に住んでいるので大学までの移動時間が 1 時間半程かかります。そのため通学時間も有効に利用し勉強をしました。プレッシャーに弱い 私にとって 1 年にたった 1 度しかない試験に合格することはとても苦しく大変でした。周りの友達はみんな点数が上がっているのに私だけなかなか思うようにいかず泣きそうにな る日もありました。しかし自分の時間を削ってまで、私に丁寧に教えて下さった先生方や 一緒に勉強していた大好きなお友達に恵まれました。辛かった思い以上に、1つの目標に 向かいみんなで一生懸命になれること、講習や授業に参加すれば大好きな人たちに会える ことの幸せな思いの方が強く、最後まで頑張ることができました。

夏合宿では心地よい涼しさのある新潟の山奥へ行きました。朝から晩まで授業と自主学 習をし、最後にはテストもありヘトヘトになりました。テストでは思うような結果が出ず 悔しかったけど、その悔しさがバネとなり夏を乗り越えられたのだと思っています。早朝 の散歩、ふわふわのかき氷を食べたこと、最終日の花火やバーベキューはどれもとっても 楽しく、辛いはずの勉強合宿は大好きなお友達と過ごせた素敵な夏の思い出となりました。

私は勉強を継続していく上で尊敬し目標となる存在の人を決めていました。そうするこ とで、模試やテストの成績で少しでもその人に近づこうという思いと、近い点数を取れた ときの喜びで、日頃の勉強に気をぬかずコツコツと努力することができました。

大切なことは宅建に合格するまでの半年間をいかに自分らしく楽しみ、勉強をしていく 中で幸せを見つけ最後まで諦めずに取り組むことだと思います。

宅建に合格するまで支えてくれた先生や家族、一緒に頑張った友人には感謝の気持ちで いっぱいです。これから宅建合格を目指す方々に少しでも響いて頂けたら幸いです。最後 までお付き合いありがとうございました。

(学年は合格時のものです。)