去年、不動産研究センターでは、『高校生からの不動産鑑定士入門』(住宅新報社)を出版しましたが、好評で品薄となっておりました。そこで、この度同書の増刷を行いました。オープンキャンパスにおいて無料で配布いたします。
本書は、不動産鑑定士のなり方、仕事の内容、高度専門職業人としてのキャリアの積み方をわかりやすく説明しています。またあわせて、本学不動産学部で不動産鑑定士を目指すことの優位性も示しています。来年度より日本初の「不動産鑑定専攻」を設置しますが、その主な特徴は以下のとおりです。
□実務経験豊富な不動産鑑定士が専任教員として在籍し、きめ細かな指導を行う。
不動産鑑定士の仕事は、鑑定評価のみならず幅広い分野のコンサルティング業務も求められます。担当教員は様々の分野での業務に精通しています。さらに、不動産鑑定士試験、実務修習、キャリア支援等幅広く対応可能です。
□不動産鑑定士試験科目に対応する授業科目が満遍なく配置されている。
会計学、経済学、民法はもちろんのこと不動産行政法規、不動産鑑定理論の科目も充実しています。
□不動産鑑定士試験に向けての特別指導が行われる。
通常の授業の他、試験対策のために学外から専門家を招聘し、特別指導が行われます。
□不動産鑑定士試験合格後すぐに学内で実務演習を受けることができる。
不動産鑑定士資格を取得するには、実務修習を受け、修了考査に合格する必要があります。本学は、日本の大学では唯一の実地演習機関を新宿サテライトキャンパスで運営しています。試験合格者は、優先的に新宿での研修を受けることができ、不動産学部の卒業と同時に不動産鑑定士資格を取得することが可能となります。
□建築分野を強みにすることができる。
日本の不動産鑑定士の多くは、文系学部出身で建築分野に苦手意識を持っています。不動産学部では建築系科目が多数配置されており、無理なく建築の知見を体得することができ、建築に強みを持つ不動産鑑定士として活躍できます。