このたび本学不動産研究センター(センター長:山本卓教授)は、(株)住宅新報出版より、『やさしい不動産鑑定評価書読本-指導鑑定士が教えるつくり方と読み方-』という書籍を出版しました。
この本は実話に基づいています。本書の舞台は本学で、不動産鑑定士論文式試験に合格した不動産学部3年生が、不動産研究センターで実地演習(不動産鑑定評価書作成の訓練)を受けることで話が展開していきます。最初は慣れない作業に戸惑いながらも指導鑑定士の適切な指導により、ハードな実地演習に自信を深めていきます。
本書の最後には、センター所属の指導鑑定士と不動産学部を卒業した修了生(不動産鑑定士)、現在修習中の大学院生との座談会が催されており、よりリアルに不動産鑑定士の仕事内容等を知ることができます。このように、将来の職業に不動産鑑定士を考えている高校生・保護者にも参考となる内容となっています。

やさしい不動産鑑定評価書読本-指導鑑定士が教えるつくり方と読み方-

近年、大学入試が、AOや推薦が中心になってきているため、従来の一般入試にかわる新たなチャレンジをする高校生が増えています。具体的には、公認会計士等の難関国家試験を目指す人が増加中です。不動産鑑定士は、不動産分野の最高資格で、弁護士、公認会計士とともに、文系3大国家資格に位置付けられています。高校生のうちから不動産鑑定士を目指すことも有意義な選択です。
このような背景のもと、不動産研究センターでは、以下のような取り組みを行っており、遠慮なくご連絡下さい。
【高校の先生方へ】
高校を訪問し、キャリア教育の授業等で「不動産鑑定士の仕事の魅力」をお伝えします。
【高校生・保護者の方々へ】
毎週木曜日(16時-19時)と土曜日(11時-19時)に、不動産研究センターがある新宿サテライトキャンパスにおいて、個別相談会を実施しています。経験豊富な指導鑑定士等が、不動産鑑定士の仕事内容、試験制度等をわかりやすくご説明します(授業見学も可能です)。
【連絡先】
上記を希望される方は、以下の不動産研究センターのアドレスまでご連絡をお願いします。
連絡先メールアドレス: spsg8cg9@cyber.ocn.ne.jp