大学院不動産学研究科博士後期課程3年生の松永力也さん(不動産鑑定士、税理士、山本卓研究室所属)が、9月1日(金)に、那覇市で開催された日本弁護士連合会(日弁連)主催の夏
期研修の講師を務めました。

この研修は日弁連の数ある研修のなかで、1958年から毎夏に開催されている最も歴史のある研修で、最大規模で実施されます。研修は、対面とライブ配信の双方で行われ、当日は全国の日弁連会員にライブ配信されました。従来から、不動産分野の紛争の解決には、民事法と不動産鑑定とが融合した知見が求められていましたが、十分な蓄積がない状況でした。松永氏は、本学大学院入学後、これらの分野に一石を投じる研究活動を行ってきており、大学院での一連の研究成果が日弁連側に高く評価されたことが、今回の研修会講師のオファーにつながりました。今回の日弁連研修会の講師の経験を踏まえ、博士論文の最終化に向け、努力を続けて参ります。なお、今回の研修会の講義内容は、2024年夏に、日弁連編集の下で、第一法規(株)より『日弁連研修叢書 現代法律実務の諸問題』として出版される予定となっており、全国の不動産分野の紛争を担当する弁護士に有用な知見が提供されることになりそうです。(写真は、講義風景と金城智誉沖縄弁護士会会長(右側)とのツーショットです。)

大学院不動産学研究科博士後期課程3年生の松永力也さん(不動産鑑定士、税理士、山本卓研究室所属)

松永力也さんと金城智誉沖縄弁護士会会長(右側)