不動産学部2年生(2023年3月現在)の、磯野史昌さん、梅林佳暖さん、髙屋敷華子さんが、2022年11月27日、2023年1月11日、2月7日、2月23日の4回にわたって開催された、上山(かみのやま)市駅東エリアパークデザインミーティングに参加しました!
山形県上山市と明海大学は、「空き家や空き地の活用に関する地域づくり連携協定」を結んでおり、不動産学部では、2018年から空き家や空き地の活用を中心として、研究・実践・教育に関する様々な交流を行っています。
上山市の北部は山形市と接していますが、上山市は、人口2万8千人の山に囲まれた小さな地方都市です。山形新幹線が停車する「かみのやま温泉駅」もあり、かつては温泉街として栄えていましたが、今では人口減少、少子高齢化が進んで寂しい街になってしまいました。
写真:上山城から市街地を眺める
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上山市では、2021年から、山形新幹線「かみのやま温泉駅」東側のエリア工場跡地に、新しい街をつくることになりました。2021年には、不動産学部の小杉学准教授の協力により、「かみのやま温泉駅東エリア整備基本構想」を策定しました。
基本構想は、YouTube動画で公表されています。
駅東エリアの開発地は大きく3つに分かれています。まずはAゾーン3.2ヘクタールに、公園や緑地を楽しめる住宅地を計画します。
写真:駅東エリアAゾーン
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Aゾーン住宅地計画では、先に公園緑地の計画を行います。パークデザインミーティングは、公園緑地の計画に市民の声を反映させるための取り組みです。住宅地ができるこの敷地に、どのように公園や緑地を配置するか、そしてその公園を市民やこの住宅地に住むであろう人々が、どのように使って、楽しむのかを検討しました。
会場には、毎回約50人の市民が集まりました。高校生から高齢者まで、様々な方が参加されましたが、この中に、明海大学の学生3名もお邪魔させていただきました。「ワークショップ」と呼ばれる手法で、班に分かれて検討を進めていきます。
写真:ワークショップの状況
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写真:磯野史昌さん
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写真:梅林佳暖さん(左)
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動画:班ごとの発表風景1(髙屋敷華子さん)
動画:班ごとの発表風景2(梅林佳暖さん)