不動産学部4年生の蓜島三弥さん(写真)が、不動産鑑定士の資格を正式に取得しました。蓜島さんは、3年生在学時に難関の不動産鑑定士論文試験に合格し、不動産学部に併設している不動産研究センター(センター長:山本卓不動産学部教授) で、規定の実務修習を受講し、この度最終関門である修了考査に見事合格しました。このことにより、正式に不動産鑑定士の資格を取得しました。

この4月からは、日本の不動産鑑定の最高峰に位置する一般財団法人日本不動産研究所(2007年本学と研究協定締結)で、不動産鑑定士としてスタートを切ることになります。半世紀以上の日本の不動産鑑定士制度の歴史のなかでも、大学生(夜間部、通信教育は除く)が卒業前に不動産鑑定士資格を取得した事例は、極めて稀です。これを可能としたのは、本学が、日本唯一の不動産鑑定士実務修習の指導教育認定大学であるからです。

蓜島さんは、この1年間浦安キャンパスで不動産学部の専門科目を受講すると同時に、新宿サテライトキャンパスにある不動産研究センターで、ハードな実務修習に取り組んできました。同センターでの実務修習では、日本を代表する企業のビジネスパーソンと一緒に切磋琢磨する経験ができ、通常の大学教育では得られない成長を実感できたとのことです。今後も学生の夢の実現のため、本学にしかできない人材育成に取り組んでまいります。