博士(工学)一級建築士

略歴

【学歴】
1996年3月 東京電機大学工学部第一部建築学科 卒業
2002年3月 東京電機大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程 修了
2010年3月 東洋大学大学院工学研究科環境・デザイン専攻博士後期課程 修了
【職歴】
1996年4月 建築設計事務所にて新築設計業務等に携わる
1998年4月 株式会社スペースユニオン マンション保全コンサルタント業務に携わる
2020年4月 明海大学不動産学部 准教授

専門分野

建築保全 建築再生 住宅計画 マンションの計画修繕・再生

担当科目

住宅計画 建築計画 都市と建築の基本法 不動産管理演習 集合住宅管理論

研究テーマ

・高経年マンションにおける「一棟再生」実施手法の開発
・マンションの超長期修繕計画の開発
・マンションの改修技術開発
・木更津市における市有不動産の利活用

研究業績

・「マンションの作り手の責任と超長期利用の可能性と限界」日本建築学会 2023年度大会(近畿) 建築社会システム部門 研究協議会資料集,2023年9月(単著)
・「マンションの排水設備改修工事費内訳構成に関する考察」日本マンション学会 マンション学 第71号,2022年4月(単著)
・「既存分譲マンションの浸水対策改修とその費用対効果に関するモデル的検討」日本建築学会技術報告集 第28巻 第68号,2022年2月(共著)
・「マンションにおける超長期修繕計画を活用した修繕費支出の高額化予測」日本建築学会技術報告集 第27巻 第67号,2021年10月(単著)
・「マンションの持続限度を設定した長期修繕計画の試案」日本マンション学会 マンション学 第63号,2019年4月(単著)
・「経年マンションの長期修繕計画に関する研究 -大規模修繕工事の周期延長に関する考察-」日本マンション学会 マンション学 第57号,2017年4月(単著)
・「マンションの住戸内排水管改修工事に関する研究」日本建築学会 大会学術講演梗概集(関東)選抜梗概,集合住宅管理・再生(1),オーガナイズドセッション,2015年9月(共著)
・「THE PROCESS OF SCAFFOLDING PLANNING FOR EXTENSIVE RENOVATIONS OF HIGH-RISE CONDOMINIUMS」Creative Construction Conference 2013,July 6-9,2013 Budapest,Hungary(共著)
・「分譲集合住宅の大規模修繕工事における工事契約に関する研究」日本建築学会 第26回建築生産シンポジウム論文集,2010年7月(共著)
・「超高層マンションの外壁等総合改修工事における足場仮設計画プロセス」日本建築学会技術報告集 第15巻,第31号,2009年10月(共著)
・「団地型マンションにおける修繕費用の棟別格差について -首都圏に建つ二団地の外壁等総合改修工事を事例として-」日本建築学会 計画系論文集 第74巻,635号,2009年1月(共著)
・「マンションの2回の連続した外壁等総合改修工事に見る建物の劣化実態と改修数量の推移について -マンションの維持・保全に関する研究-」日本建築学会計画系論文集 第73巻,630,2008年8月(共著)

「不動産学研究」(ゼミ)講義内容・卒業論文

テーマ:「建物」や「まち」の再生
・今、日本の不動産は“新しく造る”から“今あるストックの活用”の時代に移っています。そこで藤木ゼミでは、既存の“まち”や “建物”を対象に、その状況を調査し、問題点を整理したうえで、より良い使い方や再生の方法を考えていきます。
・藤木ゼミの特徴は、実際に対象地や対象建物の調査を行い、自ら情報を収集したうえで、その検討結果を提案・発信することにあります。これらの取り組みにより、学生がより実践的な能力を身に着けることを期待しています。

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E-mail

fujiki(at)meikai.ac.jp  ※(at)を@に替えてください。

学生へのひと言

大学ではさまざまな知識を学びます。しかし、知識というのは、学んだだけでは意味がありません。知識を学んだらその知識を実社会で使ってみてください。知識を使ってみると、新たな『気づきや発見』があるはずです。この『気づきや発見』が大学での学びの面白さだと考えています。是非、学生の内に自分なりの『気づきや発見』をたくさん見つけてください。