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五明 裕子(14期)

  • 私が不動産鑑定士を志望したのは、家業が不動産鑑定事務所を営んでいるからです。父が不動産鑑定士で鑑定事務所をしているので、家での実務修習も考えたのですが、旧式よりも最先端の様式や知識を学びたいと思い、その際に友人から明海大学での実務修習の道があること、また懇切丁寧に指導してもらえると教えてもらったため明海大学を選びました。
  • 明海大学での実務修習の魅力は、不動産鑑定実務に初めて関わる方にもわかりやすい先生からの丁寧且つ熱血な指導です。特に、取引慣行等、鑑定評価に関わる周辺知識に加え、修了考査対策ついての情報が豊富なことが大変参考になりました。
    具体的には、①役所調査や実地調査の方法、鑑定実務の知識の説明から修了考査対策を意識した鑑定評価書の作成方法・注意点に至るまで、きめ細やかな指導を受けることができた点、②鑑定実務を体系的に学ぶことができた点、③グループ単位で指導を受けるため、自分のみならず他者への指導鑑定士の講評を聞くことができ大変参考になった点、④明海大学のサテライトキャンパス内には、鑑定実務のみならず建築に関わる豊富な参考書やデータ集等があるため、それらをフル活用することにより、内容が濃く完成度の非常に優れた鑑定評価書を作成することができた点等色々ありますが、何よりも修習での指導で体得した知識や経験が、実際の鑑定実務で即活かすことができた点が一番良かったといえます。
  • 私のチームは指導鑑定士1人に対し、修習生4人という体制でした。同じチームの方々との議論等をすることにより、様々な角度から鑑定評価を捉えることができるので、初めて鑑定評価に関わる方のみならず実務経験がある方にもとても充実した環境だと思います。
    実地演習13類型に加え、基本演習4類型を仕事しながらこなすのは大変でしたが、皆で切磋琢磨しながら修習することができ、また指導鑑定士の市川先生からは修習生の不動産知識等を十分に斟酌し、その題材に即した丁寧な指導をいただき何とか乗り越えることができました。
  • 修了考査対策についても、事前に指導鑑定士の市川先生やOB の方が面接官となり、更には修習生同士で毎週末に質疑応答練習を繰り返し行い、疑問点や矛盾点を議論していたため、安心して当日を迎えることができました。
    その結果、チームの修習生全員が合格することができ、その達成感や喜びは非常に大きなものでした。
    短くも濃密な明海大学での経験は、不動産鑑定士を生業とする私にとって、一生物の財産となりました。
    最後に、厳しくも温かく丁寧かつ熱心にご指導いただいた市川先生を始め、明海大学には深く感謝しております。本当にありがとうございました。
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