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朝倉 麗(12期)

不動産鑑定士の登録をするためには、不動産鑑定士試験に合格後、さらに「実務修習」を終えて「修了考査」に合格しなければなりません。実務修習は、「講義」、「基本演習」、「実地演習」により構成されていますが、これは今後不動産鑑定士として働くために重要な研修です。

私の祖父と父は不動産鑑定士で、北陸の地元で鑑定事務所をしていますが、父は「旧基準で勉強してきた自分の元で研修するよりは、最先端の東京で受けなさい。」と言ってくれました。私も、案件の豊富な都会で修習をして知識を身につけたかったことと、地元で業務の補佐をしながら実務修習を受けるよりも、じっくりと学びたいと考えていたことから、修習機関での実務修習を選びました。

実地演習を行っている大学は、明海大学を含め二校あります。私は、過去の修了考査の合格実績やHPで実地演習中の様子を見て、鑑定士試験に合格する前から、修習の時は明海大学で学びたいと思っていました。

不動産鑑定士試験は、テキストや問題集を勉強すれば合格できます。しかし、修了考査に合格するためには不動産の非同一性により定型的なものがないので、経験豊富な不動産鑑定士の指導を受けることが不可欠です。対象不動産の確定や確認、地域要因・個別的要因の分析、鑑定評価手法の適用などなど。机上では理解していると思っていたことでも、実際の鑑定評価書を作成する事になると、分からないことがたくさんあり、理論と実務の大きな隔たりを感じました。

明海大学の先生はとても頼り甲斐があり、12月はじめから翌年11月末まで、約1年間の指導のおかげで、鑑定士の卵から、大きく成長できたと思います。指導鑑定士の先生方は、鑑定評価書の丁寧な添削をはじめ、大変熱心でわかりやすく教えてくださり、同期の実務修習生の方々と共に、鑑定評価について深く学ぶことができたと思います。

修了考査前には過去に明海大で実務修習を行った先輩方が、口述試験対策に来て下さり、様々な質問に対応できるように助言を頂き、非常に心強かったです。また、修習生同士でも試験の直前まで集まって試験のための話し合いや対策の検討を行っていたので、自信を持って修了考査に臨み、合格することができました。

私は、今回の実務修習を通して不動産鑑定評価の奥深さを知り、さらに首都圏で経験を積みたいと考え、(一財)日本不動産研究所の採用面接を受けました。明海大学の先生方に相談し、アドバイスを頂いたおかげで6月からの入所が内定しました。最大手の鑑定機関で仕事をできることは、実務修習が始まった一昨年の12月には想像もしていなかったし、未だに信じられない思いです。

今後も、先生方に教えて頂いたことを忘れず、さらなる研鑽を積んで、社会の役に立てるよう不動産鑑定士として頑張って働きたいです。山本先生、𠮷澤先生、市川先生、本当にありがとうございました。

明海大学で実務修習を受けることを選んだ方々は大正解だと思います!修習中は、課題の提出等に追われ、あっという間に時間が過ぎるかもしれませんが、その期間は、これからずっと役立つ貴重な瞬間だと思います。

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