Ⅰ.実務修習先に明海大学を選択した理由
実務修習先については、多数の指導鑑定士が在籍している明海大学であれば、不動産鑑定についての多様な知識の習得や修了考査等についての勉強が可能と判断し、また20名と比較的多数の修習生を募集していることから、多くの同期と仲間になれるのではとの期待から、実務修習先を明海大学に選びました。
Ⅱ.実際の実務修習の内容
実務修習については、私は木曜クラスでしたが4人で構成されました。4名の中には税理士や大手リート会社勤務、大手金融機関勤務と、それぞれの機関の精鋭が集まっており、専門的な意見や議論を幾度も交わすことにより、より明確で正確な提出用鑑定評価書を作成することができました。
また指導鑑定士である大坪先生は非常に親切かつ分かりやすい説明で指導していただき、提出用の鑑定評価書も細かくチェックしていただき、13類型全て滞りなく認定をいただくことが出来ました。
Ⅲ.修了考査について
修了考査については、まず口述試験については、大坪先生がそれぞれの類型に応じた想定質問事項を作成していただき、これに基づいて模擬面接を行いました。またOBの方々にも週1回全8回にわたって類型に応じた模擬面接を行っていただきました。大坪先生に作成したいただいた質問事項を徹底的に読み込み、模擬面接を繰り返し行うことにより、口述試験については大きな自信となりました。
記述試験については、多数のeラーニングの問題を繰り返し行いました。このようなご指導の結果、我が木曜クラスは4人全員が合格することが出来ました。
最後に、実務修習に限らず不動産鑑定における多数の質問等に丁寧にお答えいただきました大坪先生には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。