インターンシップ体験記 塚原 茉友さん

塚原 茉友不動産学2年
塚原 茉友
研修先:建設・不動産業

私には不動産業界で働きたいという目標があります。しかし、具体的にどのような仕事をするのかなどイメージが全くつかず、自分に不動産業界が向いているか、営業系か設計系のどちらの仕事がしたいのかどうかも分からなくて自分の将来を考えると不安がありました。そこで、一度インターンシップに行って自分の目で見て経験して、不安を解消しようと思いました。また、就活のためにも役に立てられると考え、参加することに決めました。

インターンシップ先は地域密着型で注文住宅、分譲住宅、不動産仲介など多様な業務を行う企業でした。接客応対から設計までを一人の人が担当をしているため、営業と設計の仕事の両方を見ることが出来ました。

インターンシップ5日間のうち始めの2日間は本社で不動産業界と会社のについて教えていただき、接客応対と物件確認のロールプレイングとプラン作成をしました。土、日曜日には幕張展示場でお客様を相手に接客応対と物件確認、プラン作成をしました。最終日は本社でインターンシップのまとめをして自分のプランをプレゼンしました。

接客応対ではお客様のお子さんの相手をしたり、席の案内やお茶出し、アンケート記入のお願い、呼び込みなどをし、接客の難しさとやりがいを感じました。自分自身、接客は得意ではないと思っていましたが、何回か接客するうちに慣れてきて接客の魅力を感じました。プラン作成では外せない条件を決めてその要望に答えるプランを書き店長さんやベテランの方、エースの方に見て頂きました。今まで短時間でプランを書いたことも無かったし、沢山の要望をプランに入れることも初めてで難しかったです。要望の優先順位、日当たりや方角を考慮してプランを書くことが大切だというアドバイスを頂き、店長さんならどういうプランを書くかも見せて頂き、プロの凄さを実感しました。プレゼンではローン計画もして、家を建てるためには資金計画が大切だということも学びました。展示場の方も建築士の資格を持った方がいらっしゃったし、FPの資格も持っていれば資産運用の知識を活かしてお客様により良い提案ができることがわかったので、少しでもプラスになる資格を取ろうと思いました。

このインターンシップで不動産業界で働きたいという思いがより強くなったし、具体的な業務内容や現場の雰囲気も知ることが出来ました。不動産業界が向いているかは分からないけれど、自分の努力次第でどうにでもなるし営業系も設計系もどちらも興味があることが分かって良かったです。また、実際に働いてみて働くことの大変さや、やりがいも感じました。インターンシップに参加したことで自分に欠けている部分や課題が見つかったし、抱いていた不安も解消することが出来て良かったです。是非早いうちからインターンシップに参加することをお勧めします。

 (学年はインターンシップ時のものです。)

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