インターンシップ体験記 古舘 陸さん

古舘 陸不動産学2年
古舘 陸
研修先:土地家屋調査士事務所

私がインターンシップに参加しようと思った動機ですが私は土地家屋調査士の資格取得を目指しており実際の仕事風景を見学し自分の肌で感じることで今後の勉強に対するモチベージョンに繋がること、そして就職活動を有利に進められると思ったからです。今回のインターンシップでは1日の大まかな仕事の流れを理解する。また、仕事のやりがいを見つけることを目標にしました。

研修は全部で6日間でした。私の派遣先ではまず8時30からの清掃から始まります。9時から業務が始まり、基本的に晴れている日はすべて現場へ向かい測量の手伝いをしました。実務経験がゼロの私に機械の説明、使い方を丁寧に教えてくれました。研修期間が夏だったので体力的にとても大変でした。測量は天候や測量の対象となる土地の周りの状況などによりできない場合があります。実際に2日目は土地の測量に行くはずでしたが近くで工事をしていたため中止になりました。代わりに2日目は法務局で登記の手続きを行いました。土地家屋調査士は午前中、現場で測量を行い午後は事務所で計算し図面を作成する。健康的にも良い仕事だと感じました。事務所では「インターネット登記情報サービス」の使用方法や表題登記申請書の書き方などを学びました。登記申請書を作成しているときの姿はとても真剣でした。

今回の研修で1番感じたことは測量の大変さです。測量をする前に市役所で必要な書類を確認し現場では対象となる土地の近隣の住人たちと測量するための許可を得て、作業上必要な杭を探すために土を深く掘り草木を伐採するなど、知識、体力、コミュニケーション能力すべてが必要だと感じました。また、今回のインターンシップで土地家屋調査士になりたいという思いがさらに強くなりました。仕事はとても大変そうに見えましたがそれ以上に達成感、そして何より人から感謝されると所長はおっしゃっていました。これから今まで以上に勉強に力を入れ立派な土地家屋調査士になれるよう努力したいと思います。

 (学年はインターンシップ時のものです。)

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