平成30年度インターンシップ体験記 松永 透さん

松永 透不動産学2年
松永 透
研修先:不動産業(住宅建築・施工)

初めてインターンシップに参加して、とても良い経験になりました。私が研修に参加させて頂いたのはT社です。T社では主に分譲販売や施工、管理などをしています。研修期間は6日間であり、施工研修と営業研修をさせて頂きました。初日は本社にて、ガイダンスを行い、T社ではどのようなことをしているか、今の不動産市場について学びました。2日目と3日目の施工研修では、担当して頂いた方と施工現場に同行し家を建てるのにたくさんの人が関わり、大工さん達とのコミュニケーションも大切であると学びました。そして、家が完成してからもキズや壁紙のハガレなどないかチェックし管理することもされていると知りました。実際に、傷の補修作業の手伝いをしたり、事務的な事をたくさん学ぶことができました。たくさんの人が関わることから、施工の方は電話でのスケジュール管理などもされており、仕事中たくさん電話をしている印象を持ちました。

4日目と5日目の営業研修では、契約時の重要事項説明を見学させて頂いたり、決済に立ち会わせてもらえたりと、とても実務的な事を見学できました。営業ではただ、家を売るだけでなく、登記書類を取りに行ったり、大工さん方の為の駐車場を短期契約したり、家を建てるにおいて近隣の方に挨拶周りに行ったりと、営業の方がしている仕事は想像していたものとは遠く、幅広い仕事をされていると感じました。実際に研修中では農地法上の書類を農業委員会の方に取りに行きました。その分、将来自分が不動産に関わり、働いていく際に活かせる知識を得ることができました。

この6日間の研修で学校では学ぶことができないこともたくさん学ぶことができ、自分の進路も明確にすることで今後の就職活動を進めやすくなると感じました。研修中私は、違う大学のインターンシップ生との研修だったのですが、その方は不動産に興味はあるが、知識はあまりないと話していて、実際に研修中も不動産に関る専門用語などもたくさん出ていたので理解するのに時間がかかっていました。私は大学で不動産学について学び、知識も少しは備えていたのでその場面での理解も早くできました。それは不動産学部の強みだと感じました。そして、今の自分に足りないものは何か、就職するまでに何をしていかなくてはならないのかを気付かされ、今後の学生生活の目標も見つかりました。ゆえに、2年生からインターンシップに参加することができて、とても良い機会になりました。これからもたくさんの企業のインターンシップに参加し、自分の合った職業や企業をみつけ、後悔しないよう就職活動を続けていきたいと感じました。今実際に、まだ働くことについてイメージを持っていない方や進路について不安を抱いている学生も少なくないと思うので、この機会を利用しインターンシップに積極的に参加して欲しいと強く思います。

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