インターシップ体験記 杉山 加奈さん

不動産学3年
杉山 加奈
研修先:不動産管理(東証1部上場) 

今回、五日間にわたりT社でインターンに参加させていただきました。まず私がインターンに参加する目的としては、社会に出て働くとはどういうものなのか。不動産業とはいったいどんな仕事内容なのか。不動産業という業界が自分に合っているのか。などのいろんな目的があり、今後の就職活動を意識してインターンに参加しました。

今回のインターンでは、いくつもの建物を実際に見学させていただいたり、チームに分かれてプレゼンをしたり、現場配属で業務を体験したりしました。その五日間の中で私が特に印象に残っているのはやはり、現場配属です。建物管理という仕事は大まかに三つの部署、受託営業、リーシング、運営に分かれていて、今回私は運営という部署に希望し、配属されました。運営というお仕事は、オーナー様から預かっている物件の資産価値を向上させたり、賃貸人に住みやすい環境を提供するとうことで、私が実際に行った業務は「物件美観チェックシート」を使い、建物の内装、外装の汚れや破損をチェックしたり、管理人さんにお話を伺ってみなさんが困っていることはないかなど把握し、改善していくという仕事を体験させていただきました。物件に空室があれば、そこをどうすればお客様に入っていけるのか考えたり、担当の物件で漏水などが発生したらすぐに対応するなど常に仕事の絶えない部署でした。部署の社員さんたちは忙しい中でも細かく業務の説明をしていただいたり、常に私を気にかけていただき、社内の温かい雰囲気も感じることが出来てすごく良い経験になりました。

私は今回不動産学部のインターンに参加させてもらい、今後の就職活動をより現実的に考えられるようになりました。自分の就きたい業種や、入りたい会社が具体的になり、スムーズに就職活動が進められると思います。インターンで得られたものはそれだけではなく、同じインターンに参加した八人のメンバーと出会えたことも私にとっては大きなことで、五日間でたくさん刺激をもらいました。辛いことや、楽しいことも共有でき、たった五日間でしたがとても良い関係を築くことが出来ました。

私が後輩のみなさんに伝えられることは、時間は限られているので何事も積極的に参加する方が良いという事です。たくさんの人と出会い、いろんな経験をすることでやっと自分が見えてきます。私は、自分に足りないものや、自分の得意なこと、自分のやりたいことなども全て今回のインターに参加することで気づかされました。私はこの経験は就職活動で大いに生かせると思うので、今回のインターンの参加を進めていただいた先生方にはとても感謝しています。本当にありがとうございました。

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