インターシップ体験記 張 璐さん

不動産学3年
張 璐
研修先:不動産業 

私は土地仕入れ、地盤、設計、施工、販売、アフターサービスに至るまでの自社一貫体制で手掛ける大手の不動産会社のインターンシップに6日間参加しました。

1日目は本社研修で当社の事業の流れ、市場動向を説明してくださって、戸建分譲住宅事業と市場環境について議論しました。

2日目と3日目は施工研修で木造一戸建て住宅の竣工、着工現場の見学をしました。二日間にわたり監督さんと基礎を作る現場、基礎の鉄筋工事の現場、水道工事の現場、完成した物件の現場を見学しました。作った基礎が道路境界の距離と図面のデータに合うかどうかの確認を学びました。鉄筋の位置は図面のとおりか間違っていないかを検査 しました。水道の上水と下水の位置を確認すること、断熱材の設置、壁の防虫工事などを理解することができました。工事する前には監督さんと一緒に施工現場の近所の住宅に挨拶してまわりました。最初は恥ずかしかったですが、社員さんの真剣な顔を見ると、自分もだんだん自信を持って挨拶できるようになり、順調に終わりました。社員さんへの電話は多くて、車で移動中でも、電話をしながら、メモをとっていました。建物は1人で完成するものではなく、各部門の社員たちと協力して完成するものです。自分自身のスケジュール管理の重要性も分かりました。

4日目と5日目は営業研修で、営業社員の方と売り出し現場で木造一戸建て住宅を販売しました。 営業の方がお客様をご案内しているところに同行させて頂けました。同じモデルハウスご案内でも、お客様が重視しているポイントによって、説明の仕方や方法を変える技術はとても勉強になりました。そして、営業の方は非常に知識が豊富で、住宅に関することはもちろん、法律や金融のことまで楽しくお話をしてくださり、住宅業界のことについて、いろいろと学ぶことが出来ました。住宅販売の仕事はお客様と長期に渡って関わっていくお仕事でもあるため、とてもやりがいを感じられる仕事だと思いました。

6日目は企画設計研修で分譲住宅を設計しました。作図では、最大限空間の活用することに取り組むことができました。午後は総務部人事課でインターンシップのまとめをしました 。

この6日間で社員の方々と会話をする機会が多くあったことから、住宅販売に関することはもちろん、それ以外にも、社会人として必要なことに関してもアドバイス頂くことができました。疑問に思ったことなどにも丁寧に答えて頂けたので、業務内容を理解することができ、今後の就職活動をしていく上での参考となりました。このインターンシップを通して、私の将来にはまだまだ多くの可能性があるということが分かりました。将来に対しての視野が広がり、社会人としてのマナーや学生生活と違った空気を感じることができました。この貴重な体験が就職にも役に立つと思います。

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