11月22日(土)、浦安キャンパスにて、中城康彦教授による建築講義が実施されました。本講義は、これから本学で不動産鑑定士実務修習を開始する方々を対象としたものです。近年、不動産鑑定評価において建物の果たす役割はますます重要性を増しています。特に、収益還元法や開発法を適用する場面では、建築に関する専門的な知識が不可欠であり、適切な最有効使用の判定には建築的視点が求められます。
こうした背景を踏まえ、不動産研究センターでは、実務修習において建築の基礎を学ぶ機会を積極的に提供しています。今回の講義もその一環であり、修習生が鑑定評価に必要な建築的素養を身につけることを目的としています。
さらに、来年2月には、建築技能の向上を目的とした「CAD研修」の実施も予定しており、実務に直結するスキルの習得を支援する体制を整えています。
今後も不動産研究センターでは、実務に即した充実した教育プログラムを通じて、質の高い不動産鑑定士の育成に努めてまいります。