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研究科長の挨拶

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 不動産学研究科長 中城康彦教授

不動産学研究科長 中城康彦教授

不動産は土地とその上に立つ建物をいいます。生活のベースである住宅やお店も、仕事で使う事務所や交通施設も、余暇を演出する空港やホテルも、例外なく土地と建物、すなわち、不動産です。不動産は暮らしや仕事に不可欠で、企業の夢、つまり、ビジネスの発展も、個人の夢、つまり、満ち足りた生活も、舞台としての不動産を適時適切に利用することで初めて可能となるものです。

最新の大型ビルが建てられて名所となり、そのビルだけでなく地域全体の活力が高められることがあります。卓越したデザイン力や工学知識は不可欠ですが、その実現には、複数の土地所有者の権利を守り、調整する法律知識、さらには、合理的でかつ公平に資産を配分する経済知識がなくてはなりません。先端的な建築・まちづくりプロジェクトは、法律、経済、工学にわたる横断的知識に裏打ちされて、初めて可能となるのです。

高齢者が健康で安心して過ごす、力を合わせて地域の魅力を高める、地球環境に配慮した持続可能な社会を実現するなど、これから克服しなければならないテーマはいずれも、法律、経済、工学にわたる幅広い知識が必要とされます。まさに、不動産学が必要な時代になろうとしています。

不動産=人間活動の夢舞台のプロデューサー。横断的な知識と創造的なセンスを併せ持って時代が求める価値を生み出していく、それが不動産学を学ぶ皆さんの将来像です。

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