●宅地建物取引士

宅地建物取引士(宅建士)は、不動産業務に携わる上で欠かせない資格であり、不動産を扱う建設会社や金融機関でも生かせる国家資格です。また、不動産学部での学びを証明するものにもなります。
毎年20万人以上が受験する人気の国家資格ですが、合格者に占める学生の割合は約1割です。このため在学時に試験に合格することで就職活動を有利にすすめることができます。

2019年度合格者の属性

①1・2年次に必修の授業「不動産学取引演習A」・「不動産学取引演習B」・「不動産学取引演習C」を設けています。
②夏季休暇中に、学部独自の夏季講座(選抜試験あり)を設けています。
③スチューデントルーム(不動産学部生専用の自習室)を開設し、宅建授業担当教員が質問を受付けています。
④オープンカレッジ※1の宅建講座を、割安価格で受講できます。つまり、学内で・格安にダブルスクールできます。
オープンカレッジを受講して宅建士試験に合格した場合、大学から奨励奨学金が支給されます。
⑥1年次に宅建士試験に合格した場合、単位認定を申請できます。

※1:大学に併設されたカルチャー施設で、各種講座やジムも備わっています。

夏季講座の様子(2020年度は遠隔で実施)

スチューデントルーム(現在はブースで仕切られています)

●不動産鑑定士

不動産鑑定士は、不動産の価値を評価する高度専門家資格であり、弁護士、公認会計士とともに3大文系難関国家資格に位置づけられています。
①選択科目の授業「不動産学実務演習B」を設けています。
②不動産鑑定士試験(短答試験および論文試験)に合格した場合、単位認定を申請できます。
③サークル活動を通して学ぶ機会が用意されています。
https://meikai-re.jp/news/20201009/
https://meikai-re.jp/news/20200916/
https://meikai-re.jp/news/20200206/

●ファイナンシャル・プランニンナー

ファイナンシャル・プランナー(FP)は、家計に関わる金融、税制、不動産、ローン制度等の知識を備え、相談者の資金計画をサポートする資格です。
①選択科目の授業「不動産学実務演習A」を設けています。
②集中講座(FP3級)を設けています。毎年10月に実施案内しています。
③FP技能士検定(1・2・3級)に合格した場合、単位認定を申請できます。

●管理業務主任者

管理業務主任者は、マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格です。
①集中講座を設けています。毎年10月に実施案内しています
②管理業務主任者試験に合格した場合、単位認定を申請できます。

●建築士(一級・二級)

建築士は、一定規模以上の建物の設計や工事監理を行うために必要な国家資格です。建築士試験の受験は、他の資格に比べて学歴要件が重視されています※2。
①明海大学不動産学部の科目は「建築士の学歴」として、公益財団法人建築技術教育普及センターに認定されています。
建築士試験の受験機会が拡大しました。
建築士取得に係る指定科目一覧⇒【履修の手引きの頁
令和2年建築士の受験要件が変わりました⇒【新しい建築士制度の概要(パンフレット)
②建築士試験に合格した場合、単位認定を申請できます。(入学以前に一定の受験要件を備えていた方に限られます)

※2:一般的には、二級建築士の受験には、「建築士の学歴」(最低20単位)または「7年以上の実務経験」が必要です。一級建築士の受験には、「建築士の学歴」(最低40単位)または「二級建築士として4年以上の実務経験」が必要となり、実務経験のみでは受験できません。