– 30 –𝑖𝑖∙𝑑𝑑_𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡+𝜇𝜇𝑖𝑖𝑖𝑖号アピタ線距離𝜇𝜇𝑖𝑖𝛽𝛽0 ,𝜷𝜷𝒌𝒌𝒌𝒌,𝛾𝛾1,𝛾𝛾2𝑖𝑖∙𝑑𝑑_𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡𝑡+𝜇𝜇𝑖𝑖𝑦𝑦𝑖𝑖𝑿𝑿𝒌𝒌𝒌𝒌𝜸𝜸𝟐𝟐\\\\\\𝑖𝑖𝑖𝑖 約55分約75分種別場所距離木更津~川崎間約100km→約30km東京~木更津間約82km→約50km住宅価格距離が遠ざかるほど価格が低下する?直線距離片道料金所要時間約90分→約30分約150分→約55分1,694円1,342円木更津駅ヤマダデンキマックスバリュドン・キホーテ51210133名雪未来内房線イエローハットケーヨーデイツーGUケーズデンキユニクロは負(物件とアピタ線が遠くなるは負(物件と駅距離が遠くなるほど価格が下落)県道In𝑦𝑦𝑖𝑖=𝛽𝛽0+𝜷𝜷𝒌𝒌∙𝑿𝑿𝒌𝒌𝒌𝒌木更津駅距離+𝛾𝛾1∙ln𝟐𝟐𝟐𝟐県道+𝛾𝛾2∙ln +𝛾𝛾3∙ln号アピタ線距離𝟐𝟐𝟐𝟐東京湾アクアライン開通は、房総半島から東京都心へのアクセスを改善させ、木更津市内および周辺地域の不動産市場に影響を与えたと考えられる従来は、JR木更津駅を中心とした鉄道利用を基本とする街であった。しかし、アクアライン開通後は、高速道路を併用する形へと街の構造が変化している可能性がある本研究は、アクアラインの開通によって生じた上記のような変化が、不動産市場におよぼす影響を実証的に分析するものである【研究仮説】アクアライン開通後、木更津市内の住宅価格は、 JR木更津駅までの距離および県道23号アピタ線までの距離の双方で決定されている可能性がある【分析内容】 中古住宅とJR木更津駅までの直線距離、および県道23号アピタ線までの直線距離を計測し、それらの距離が住宅価格とどのような関係にあるのかを実証分析する【期待される結果】高速道路への接続性が高く、生活利便性が改善しているのであれば、県道23号アピタ線までの直線距離が住宅価格と相関し、係数の符号は負になることが期待される■仮説を推計するため、以下の分析モデルを最小二乗法で推計する◆モデル(1)木更津駅距離In𝑦𝑦𝑖𝑖=𝛽𝛽0+𝜷𝜷𝒌𝒌∙𝑿𝑿𝒌𝒌𝒌𝒌+𝛾𝛾1∙ln+𝛾𝛾2∙ln 県道23号アピタ線距離:当該道路までの直線距離 木更津駅距離:JR木更津駅までの直線距離:誤差項:推計する係数(パラメータ)県道号アピタ線距離𝟐𝟐𝟐𝟐+𝜇𝜇𝑖𝑖:住宅価格:住宅属性(面積,築年数,駅距離など)波及効果【分析対象エリア】1.前提2.研究仮説と期待される結果3.分析モデル 内房線 県道23号アピタ線JR久留里線■上記の3線をつないだエリアが分析対象■期待される推計結果□高速道路への接続性・生活利便性が重視されれば、アピタ線までの距離と価格が相関する→係数価格が下落)𝜸𝜸𝟏𝟏価格が相関する→係数□木更津駅までの距離が重視されれば、駅までの距離と◆モデル(2)◆モデル(3)県道ln𝑦𝑦𝑖𝑖=𝛽𝛽0+𝜷𝜷𝒌𝒌∙𝑿𝑿𝒌𝒌𝒌𝒌木更津駅距離+𝛾𝛾1∙ln𝟐𝟐𝟐𝟐県道+𝛾𝛾2∙ln +𝛾𝛾4∙ln号アピタ線距離𝟐𝟐𝟐𝟐号アピタ線距離𝑖𝑖■出典:千葉県https://www.pref.chiba.lg.jp/doukei/aqualine/aqualinegaiyou/アクアライン通行料引き下げにともなう木更津市の変化と住宅価格の関係
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