2024年度 明海大学 不動産学部 学生取組成果報告集
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– 27 –1.対象不動産の概要土地の立地として、最寄り駅の龍ケ崎駅まで6キロメートルとなっているため、普段使いとして自動車の利用が予想される。本物件は建築基準法第22条指定区域内にあるたその他の制限として高さ制限があげられる。2.コスト分析35年コストを算出するために、家賃相場、需要者の属性、経済金融行動、公示価格、再調達単価、維持管理費、税金等を仮定した。私は、この物件賃貸を選択することをお勧めする。理由としては需要者の属性、立地の悪さである。先ほども述べたように最寄り駅まで6キロメートル離れているため、車が必要になるそのため賃貸のほうが、コストが安い可能性があげられる。また、どのくらいの金銭的、肉体的負担がかかるのかを実際に体験してみてから購入することの方が間違いないと判断したためである。3.間取りの分析初めに事例資料、床面積、建物の形を使用し外壁の寸法を導き出した。その際木造、古めの物件ということを考慮し、910㎜ピッチということを仮定し安川 隆稀計算を行った。算出の手掛かりとしてトイレの寸法を一般規格である910㎜×1,820㎜にあてはめ計算を行った。その結果床面積と外壁で計算した床面積の数値が一致したため、外壁の寸法を決定した。次に間取りの寸法を導き出すため、先ほど導いたトイレの寸法や、ストリートビューでの窓とのサイズの比較、現状わかっている数値を外壁から引くなど行い、間取り全体の寸法を導き出した。間取りの特徴として全体的に南側に大きい窓が来ている。また南側が空地なことも相まって日当たりがとても良いのが特徴だろう。またもう一つの特徴として二階にリビングがあることがあげられる。このことにより、通風性、採光性が向上するとともに、道路からの視線などを気にする必要が無くなり、カーテンや窓を閉め切って過ごさないといけないということがなくなるメリットが存在する。4.まとめ本物件の特徴は、地方の住宅街に存在し、日当たりはとてもよく、また窓の配置的にも日差しが家の中に差し込むが、立地が悪く、実際に生活してみなければ、どれくらい負担がかかるか未知数な物件となっている。参考文献一覧龍ヶ崎市都市計画マップhttps://www.open-map.jp/ibaraki-ryugasaki/map.html? 202401181111龍ヶ崎市ハザードマップhttps://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/anzen/bousai/hazard/index.htmlhttps://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/jigyosha/toshiseibi/doro/douroseibi_faq/2013101700487.html 暖かい日差しが差し込む家3.2 1.1 立地1.2 土地利用規制め、外壁、屋根の使用材料に制限がかけられている。2.1 算出のための仮定条件2.2 結論3.1 モジュールの読取り

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