– 149 – OKOKOKOK耐耐震震診診断断結結果果報報告告書書のの抜抜粋粋建建物物調調査査窓周りの乾燥収縮ひびわれ整形モルタルの界面剥離東側外壁のひび割れ補修跡(ひび割れの再発)屋上パラペットの整形モルタルの欠損シーリング周りからの雨水の浸入・塗膜の浮き手すり壁の乾燥収縮ひびわれ最上部外壁のひび割れ補修跡(ひび割れの再発)エントランス2階の窓周りの整形モルタルの剥離窓周りのひび割れからの雨水の浸入・塗膜の浮き地震の影響と考えられるひびわれ南側二階外壁のひび割れ補修跡(ひび割れ再発)屋根際の鉄筋爆裂窓下の雨垂れ汚染目視調査窓下外壁目地の剥離棟部分の屋根材が剥離している屋根材の反りや汚染が見られるEs:耐震判定基本指標ZG :地盤指標U :用途指標:地域指標膜厚調査打診調査屋根と外壁との取り合い部シーリングの剥離サッシ下端シーリングの剥離屋根周りのシーリングも破断している■■耐耐震震診診断断のの方方針針診断次数及び構造診断基本指標(Iso)の算出建物のX・Y各方向に対して2次診断を行い、構造耐震指標Iso及びCtu・SDを算定し、耐震機能性を検出する。耐震性能の判定に採用する構造耐震基本指標Iso,Ctu・SDは以下による。IIssoo=Es×Z×G×U=0.60CCttuu・・SSDD=0.3×Z×G×U=0.30IIss::耐耐震震診診断断にによよるる耐耐震震性性能能をを示示すす指指標標CCttuu・・SSDD::建建物物のの粘粘りり強強ささとと建建物物形形状状にによよるる耐耐震震性性能能のの指指標標■■IIss値値のの検検討討当該耐震診断ではIs値0.6以上を判断基準としており、各階のX方向ならびにY方向共にIs値0.6以上の場合にOKの判断としている。22階階 X方向:Is=1.104≧0.6OKX方向:Is=1.435≧0.6OK11階階 Y方向:Is=2.705≧0.6OK Y方向:Is=1.491≧0.6OK■■目目視視調調査査建物や部材の劣化具合を目視により判断。■■膜膜厚厚調調査査ウレタン塗膜防水の膜厚を膜厚計で測定。■■部部分分打打診診調調査査打診棒で外壁をたたき、外壁塗膜や躯体の劣化状況を確認。■■シシーーリリンンググのの破破断断止水性能が失われており、目地からの漏水が懸念される。■■屋屋根根材材のの剥剥離離勾配屋根はアスファルトシングルで仕上げられている。☛表層のアスファルトシングルが剥がれ、劣化が著しい。各各階階ののXX方方向向、、YY方方向向ととももIIss値値はは00..66以以上上ととななっってておおりり、、IIss値値にに問問題題ははなないい各各階階ののXX方方向向、、YY方方向向ととももCCttuu・・SSDD値値はは00..33以以上上ととななっってておおりり、、CCttuu・・SSDD値値にに問問題題ははなないい■■ CCttuu・・SSDD値値のの検検討討当該耐震診断では、Ctu・SD値0.3以上を判断基準としており、各階のX方向ならびにY方向共に、Ctu・SD値の0.3以上の場合にOKの判断としている。2階 X方向:Ctu・SD=0.683≧0.3X方向:Ctu・SD=1.435≧0.31階 Y方向:Ctu・SD=2.733≧0.3Y方向:Ctu・SD=1.506≧0.3・X方向の1階はせん断部材、2階は曲げ部材で耐震性能が決定されおり、全階、所定の耐震性能を満足している。1.2階で極脆性部材が存在するが第2種構造要素とならない。・Y方向は、概ねせん断部材が支配的な強度型の崩壊形式となった。全階、所定の耐震性能を満足している。1階で極脆性部材が存在するが第2種構造要素とならない。1階に下階壁抜け柱が存在しているが、軸力を支持できるため第2種構造要素とならない。各所でひびわれや躯体の欠損が確認される。■■ひひびびわわれれ補補修修跡跡ととひひびび割割れれのの再再発発当建物は補修工事が行われた形跡が確認でき、各所でひびわれ補修跡が確認できるが、多くの部分でひびわれの再発が見られる。■■鉄鉄筋筋爆爆裂裂、、整整形形モモルルタタルルのの欠欠損損鉄筋爆裂や整形モルタルの欠損も各所に見られる。■■塗塗膜膜のの浮浮きき雨水の浸入による塗膜の浮きが散見される。22..耐耐震震診診断断のの所所見見44..躯躯体体・・整整形形モモルルタタルル・・塗塗膜膜のの劣劣化化状状況況■■ひひびびわわれれ11..耐耐震震診診断断のの結結果果概概要要11..調調査査概概要要22..シシーーリリンンググ((止止水水目目地地))のの劣劣化化状状態態33..勾勾配配屋屋根根のの劣劣化化状状態態
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