– 144 –自自宅宅のの維維持持とと管管理理母と2人で住んでいる自宅について調査を行った。2016年に建てられ、築9年ほど経過した現在の劣化状況について調べ、緊急性のある項目や経年劣化により将来発生すると考えられる費用を算出する。最終的にローン完済後に土地と建物をどうするのか、将来について考える。図面の黄色部分が耐力壁となります。この建物は外側に耐力壁が多くありますが、外側に耐力壁が多い構造は安定性に長けておりリフォームがしやすい特徴があります。リフォームがしやすい建物は長期的に使いやすいメリットがあります。例えば老後の生活を考え、2階の水回りスペースを広くし、手すりを取り付けるような工事を行えば筋力が衰えて衣服の着脱が難しくなった際の助けになります。51200089鈴木欧介・所在地:千葉県柏市・最寄り駅:五香駅から徒歩20分・築年数:2016年・用途地域:第一種低層住居専用地域・建ぺい率:50%・容積率:100%・高さ限度:10m・都市計画:市街化区域・修繕歴:無し玄関を出てすぐ左側に小さなひび割れを確認しました。右画像は百円玉と大きさを比較した写真です。この傷はメーカーに確認したところ、経年劣化によるもので緊急性は無しということでした。※他の箇所には外傷無し1階50.22㎡2階48.60㎡延床98.82㎡建築面積50.22㎡所在地及び、土地建物の概要外壁の調査調査の目的建築基準法建築基準法は1950年に制定されました。また、制定から今までに何度か改正が行われました。耐震基準は1981年に大きな改正が行われました。1981年に5月31日までに確認申請を受けた建物を【旧耐震】、1981年6月1日以降に確認申請を受けた建物は【新耐震】と呼ばれます。耐力壁バランスまた2000年には耐力壁や金物についての改正が行われました。【自宅耐力壁】1.書類調査平面図立面図2.目視調査
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