2024年度 明海大学 不動産学部 学生取組成果報告集
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– 10 –海老原 唯 鈴木 理子 若旅 千夏1.活動目標など2.年間スケジュールなど前学期は持続可能社会の観点から見た日本の不動産の課題と不動産価値の評価法を学修する。後学期前半で各自の課題に取り組んで学園祭で中間報告、最終的に研究成果を2枚のパネルに取りまとめる。3.成果など海老原は、敷地集約利用による増分価値の把握とSDGsが課題となる中、日本の建物は短寿命でスクラップ&ビルドを脱却しきれない。既存ストックの有効活用はもとより、新築時は長期耐用を視野に入れる必要がある。「建築ストックの価値」の評価法を修得し、有効活用策とその有用性を検証する。幸徳 涼太蛭川 あさひ川又 凛心 塚越 大祐 合理的な配分方法を研究した。細分された土地の集約利用は都市再生に貢献する。川又は、木造分散型ホテルと古民家リノベによる地域再開発を調査し、地方小都市の再生要素を明らかにした。幸徳は、ヒューマンスケールを超える大都市大規模開発における人のつながりの大切さを示した。鈴木(理)は、高齢者居住にかかる入居拒絶の背景、課題と解決策を論じた。鈴木(隆)は、地域共創の取り組み事例を分析し成立要件を抽出した。塚越は、長屋とテラスハウス(英)を比較し、色彩による価値の創出を提案した。蛭川は、日本独自の建設型サブリースの功罪を分析した。若旅は、加州(米)で義務付けられているオンサイトマネージャーを日本に導入することで持続可能社会が実現できることを検証した。奥山 日芽子 鈴木 隆一 図1 沖縄における新たな事業形態の提案(奥山)中城康彦ゼミ:建築ストックの価値

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