2024年度 明海大学 不動産学部 学生取組成果報告集
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– 7 –石塚 悠人 齋藤 寛人 榎本 泰成伊藤 麗央坂本 麿弥討早川 景唯 菴澤 令士 佐野 可純 1.背景・目的日本では、既存(中古)住宅の流通シェアは、約15%程度であり、7割超を占める欧米諸国に比べて過少な状態にあります。本ゼミでは、既存(中古)住宅に対して抱く人の意識構造を明らかにし、訴求すべき要因を特定した上で資産価値を効率的に高めるべく住宅のリノベーション事業について検討しています。2.年間スケジュール前学期と後学期の主な内容を提示すれば、以下のとおりです。授業回前学期・ラダリングによる建物の経年減価要因に基づく階層的価値マップ作成・マグニチュード推定法を用いたマンションの経年減価測定(新築時の価値を基準)夏合宿・建物の経年減価要因を考慮したリフォーム工事の提案後学期・SWOT分析に基づくリノベ住宅事業の検・研究論文(日本建築学会審査付き論文等)のコード・マトリックスの作成・質的データ分析を用いたリノベ住宅事業に求められる購入者の特性把握明海祭・SWOT分析によるリノベーション住宅の事業戦略を提示3.成果明海祭では、SWOT分析によるリノベーション住宅の事業戦略について次のとおり発表しました。大島 達真 胡桃沢 琉暉 緑川 由佳梨 概 要小松広明ゼミ:建物の経年減価を考慮した リノベ住宅(Renovated Condos)事業戦略

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