2024年度不動産学部年報
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― 11 ―著  者 上地聡子タイトル 「重層的立場を利用した生活資源の確保:GHQ 占領下日本の沖縄人」媒  体 日本国際文化学会第23回全国大会 ,…2024.7要  約 ①国民国家体制それ自体が特定の時空のもとで作られた文化であること、②国民国家体制下での人の移動の諸問題を〈際/あいだ〉に着目すること、という共通論題に即して、沖縄人を事例として、日本と沖縄、そして沖縄人の移住先である北米・南米等の複数の国境と、その〈際/あいだ〉にある諸問題を考察した。GHQ 占領下日本の沖縄人=「国境」が変更したことにより法的に曖昧な立場に置かれた人々として捉え、生活基盤の弱い場所で彼ら彼女らが実践した多層的な自己規定や名乗り方を、生活のための工夫として提示した。著  者 T.…Narafu1,…Y.…Ishiyama,…R.…Ison,…A.…Santos,…J.…Cunanan,…T.…Uematsu,…T.…Nishikawa,…H.…Imai,…S.…Matsuzaki,…K.…Shirakawa,…A.…Maeshima,…T.…Yoshinoタイトル DEVELOPMENT…OF…GUIDELINES…ON…REINFORCED…CONCRETE…HOLLOW…BLOCK…(RCHB)…CONSTRUCTION…IN…THE…PHILIPPINES媒  体 WCEE2024…-…18th…World…Conference…on…Earthquake…Engineering要  約 フィリピンにおける主要建材の CB は多くの場合技術者不在で用いられている。一方日本は戦後期に技術者の試行錯誤のなかで CB 造を定着させてきた。こうした状況をふまえ、日本の北海道建築技術協会(HoBEA)とフィリピンの構造技術者協会(ASEP)は、鉄筋コンクリート中空ブロック構造(耐力壁タイプ)に関する新しいガイドラインを共同で作成することに合意した。耐力壁タイプのガイドラインの草案は両組織の技術者により作成され合意されており、現在、建築規制における参照コードとして指定されるよう、関連する中央政府に提出する準備中である。この取組について紹介した。1.研究論文・研究ノート・論説・研究発表等

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